★人生最後の公開模試(12/24)|保護者会の内容など


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今日はクリスマスですね。
サンタのプレゼントは無事届いたでしょうか。

昨日は6年生にとって最後の公開模試(合格判定)でした。

子供たちが模試を受けている間に行われた保護者会でお話のあった内容を残しておきたいと思います。(一言一句再現できているわけではありませんが個人的な備忘録としてご参考まで)

また、各科目の個別解説については配布された資料記載なので割愛します。

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目次

人生最後の公開模試

冒頭にお話をいただいた教務部の先生からこの言葉がありました。
中学受験の6年生(の日能研生)にとってこれが人生最後で一度きりのテスト。
それを活かしていくためにということで下記3点がお話にありました。

1)このテストの目的

大事なのは点数ではない。
この時期親がゴチャゴチャ言ってもあまり大きな意味はない
(大事なことは)「課題を明確にし」⇒「何をどのようにやっていくか。」

2)入試までに必要とされる3つのチカラ

①正しく読み取るチカラ

⇒テストにおいて大事なことの8割がこの「読み取るチカラ」と言われている。
にもかかわらず、適当にやっている子が多い。
問題文を正しく読み込んでルールを発見できたか、、
少ない条件や一見してつまらない文章を根気よく読み込めるか
自分の言葉で置き換えたり、結局ひと言でいうとどういうことか

②情報を整理するチカラ

⇒問題文にある多くの情報を整理できているかどうか。
見つけたルールに従って思い込みがないかをチェックする
分かった情報を図や表に書き込んでいるかどうか
(算数はかっ込んでいるけど理科は書き込んでないという子も多い)
知らない言葉や習っていないことが出てくることもあるが情報を整理する(ことが大事)

③問題を選択するチカラ

⇒いきなり解き始めるのではなく、まず全体を見渡してみて飛ばす問題を決められたかどうか。
飛ばした問題は果たして飛ばしたのが良かったかそうでなかったかを話し合う。
見た目にダマされない。文章量が多いから難しい(あるいは少ないから簡単)ということではない。
解けない問題にハマると時間が無くなる。
(これからの時期は)とにかく「時間の使い方」を訓練する。

3)これからの残り日数でできること

「得点できる子」と「できない子」の特徴を例に挙げ、比較いただきました。

●得点できない子の特徴

<テストの解き方>
・問題に出てくる数値にただ○をつける。
・問題文をざっとしか読まず、行ったり来たりしている
・初めのリード文や前提条件をよく読まないでいきなり問題に取り掛かる
・狭いスペースにやたらに計算を書き込む
・計算に時間がかかる結果、試験時間が無くなる。
・視覚化するのにやたら丁寧(時間をかけすぎる)

<テスト中の見直し>
・問題全てを一通りやってからまとめて振り返ろうとする
・(そこで間違いが見つかったら)焦ってやり直して時間切れになるパターン

<テスト後の振り返り>
・間違えた問題しか振り返り(解き直し)をやらない
・合ってた問題は解説を読まない、
・解説は読んでおしまい。

・・・いかがでしょうか。(うちは結構、というかほぼ当てはまってるんですが、、汗)

●得点できる子の特徴

<テストの解き方>
・数値だけでなく文章やワードにも〇や印をつける
・分かった情報を図を描いて整理したりしている
・リード文や条件をとにかく丁寧に読み込んで整理し、方針を立てている(解くのはそれから)
・なるべく計算を少なくしようと整理する(工夫している)
・視覚化はあっさり(時間をかけて丁寧にやりすぎない)

<テスト中の見直し>
・その場その場で確認して見直してから次へ行く

<テスト後の振り返り>
・自分の解き方が解説とどう違うのかを照らし合わせている
・解説に書かれていることを読むだけでなく自分なりに図示化したりしている子もいる

まとめ

合格に向けてやるべきこととは
1)まず目の前にあるものをクリアする
2)(志望校の)過去問を解いてみて何が自分に求められているのか
=自分に足りないものが何かを把握する
3)自分の課題を明確にしてそれに取り組む

短い時間でしたが、身につまされる話の数々、とてもためになるお話でした。

早速帰ってからクリスマスのチキンとケーキを食べてご機嫌なタイミングを慎重に狙って、この話をぽこにもしました。

効果があったかどうかはわかりませんが。


公開模試の結果

さて一夜明けて本日。

人生最後の公開模試でしたが、結果はまあまあ良かったようです。

特に苦手だった算数が自己ベスト偏差値を更新しました。

得意の国語はイマイチ不発でしたが、全体的に算数のおかげで少し希望が見えたように思えます。

何よりもここ最近の荒れっぷり・・・負のスパイラルからすると奇跡的な結果でした。

正直親としてもホッとしたのは言うまでもありません。

何より、きっと本人がそう感じていることだと思います。

が、これはあくまで模試であって本番ではない。

冒頭に書いた保護者会での説明にもあったように、課題を明確にしたうえで残り38日を過ごしていければと思います。

皆さんもお疲れさまでした。